歯医者さんに行ってきた。
いつもは2人の先生がいるのだけど、
今日は1人だけだった。
私の治療中、次々に電話がきたり来客があったりで
1人だけの先生はバタバタ大変そうだった。
その姿に、以前の私を重ねた。
会社には私一人だけで
たくさんの仕事をこなさなければいけなかった日々。
合間にお手洗いに行って、小さい窓を開けて
そんなところで深呼吸した。
会社が無くなって
もっと、私が頑張れたんじゃないかという思いと
もう、あれ以上はできなかったという思いが
今も共存している。
そして今も、それを思うと、こうやって涙が出てきてしまう。
でも、その涙を言葉で説明できない。
よくわからない深いところから
叫びだしそうなくらい強いものが
私を揺さぶって、また沈んでいく。
過去にではなく
今と未来に生きたいと思ってはいる。
だけどまだ何か、あそこに置いてきているものがあるみたい。
きっとそれは、私にとってのギフト。
猫が励ましに来てくれました。